フィギュアスケートの基礎知識、もっと楽しく観戦するために

 フィギュアスケートは、ジャンプ、スピンやステップなどのエレメンツ(技術要素)と、スケーティングスキル、トランジッションや パフォーマンスなどのプログラムコンポーネンツ(演技構成)を複数の審判員(ジャッジ)が評価した判定から得点を競うスポーツです。試合は、ショートプログラム(SP)とフリープログラム(FS/FP)の総合得点で競われます。

ショートプログラム(SP)とは

 2分40秒(増減10秒)以内で決まられた7つの要素を演技します。

フリープログラム(FS/FP)とは

 4分間(増減10秒)で得意な演技を自由に組み立て、なおかつ決められた要素を盛り込んで演技します。

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スケートレッスン

 足を肩幅に開いて、自分の体重を全て足の裏の真ん中あたりに乗せるような気持ちで氷上に立ちます。いつも同じところに力がのるように、バランスが同じところに保たれるようにします。下を向かずに前に滑っていき、足をT字にして引きずるように止まります。バランスをとるために両腕を横に平行に開き、遠くを見て、氷上を歩いて歩いて滑ることを繰り返します。

 後ろ向きで滑る方法は、まず重心を足の真ん中より少し前におきます。さらに内股でハの字をつくり、足を少し開くと後ろに進むのですぐに足を元に位置に戻します。それを繰り返せすことで、どんどん後ろに進むことができます。体重は前の方にかけて腰は真っすぐに伸ばし左右に動くと、簡単に進むことができます。

 ジャンプは利き足のトゥ(つま先)で着氷します。スピンは手を振って腕を締めると回ります。腕を右に振って左に振る時に左回りが始まります。注意点としては、片足を後ろに下げる時はトゥを外側に向けます。トゥを下に向けると氷に刺さり、つまづく恐れがあります。

イナバウアーとは

 イナバウアーとは、両足のつま先を外側に大きく開き、一方の足を曲げ、もう一方の足を後ろに伸ばしたまま滑っていく技のことです。膝から下を外側に大きく広げることによって氷上を流れるように滑ることができます。イナバウアーは、イナ・バウアー選手が考案した技の名前です。彼女は1950年代に活躍した旧西ドイツ代表の女性フィギュアスケート選手です。

 伝家の宝刀イナバウアー、クールビューティーの愛称で親しまれた荒川静香選手。彼女は2006年のトリノ五輪で人々の記憶に残るイナバウアーを披露し、世界中の視線を独り占めにしました。荒川選手は体が柔らかくレイバック(後ろに寄りかかる)イナバウアーができます。この荒川流イナバウアーは、のけぞり姿勢の限界に挑戦して生まれたものでした。

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