映画「アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル」の感想

 以前、ナンシー・ケリガン襲撃事件について記事を載せましたが、それが描かれている映画「アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル」を観ました。主役はトーニャ・ハーディングを演じるマーゴット・ロビーです。彼女のママが強烈、彼女のボーイフレンド(ジェフ・ギルーリー)も強烈、そのボーイフレンドの友人であり、ボディーガード(ショーン・エッカート)もインパクト大です。

 トーニャの母親、ラボナ・ハーディング、彼女は6人の旦那がいます。トーニャは、4番目の旦那との5人目の子供です。トーニャ・ハーディングトリプルアクセル(3A)を成功させた初のアメリカ人です。オレゴン州ポートランドにあるスケート場で、4才からスケートを始め、その半年後には大会で初優勝しました。(母から)叱られて怒られて、力を発揮するタイプでした。15才で一日8時間の練習をこなしていました。

 ジェフが彼女の初デートの相手でした。彼女が初めて愛した男性がジェフでした。しかし、彼の暴力が問題でした。しかし、彼はトーニャの暴力が問題と言います。そして、彼女は若くしてジェフと結婚し、スケートだけに専念できる環境を手に入れます。ついに、1991年のアメリカ選手権(国内大会)で優勝します。その後の世界選手権1991で銀メダルを首にかけました。

 彼女はナンシー・ケリガンとは友達であり、ツアー(大会)で同室になる仲でした。映画の中では、マスコミはナンシーを姫に、トーニャをクズに仕立てた、と。理由は、新聞(話題性)を売るためです。

 オリンピック(アルベールビル五輪)が近づくにつれ、トーニャはスケートの調子が落ちます。アルベールビル五輪1992の結果は、ナンシーに次ぐ4位でした。その後、いろいろあり、離婚します。ママとの仲が悪くなると、ジェフの元へ行きます。別れたり、くっついたり、そして、別れて、またくっつきます。トーニャとジェフはお互いに依存している関係だったのかもしれません。

 あの事件、ナンシー襲撃事件の真相が明かされる前までが、映画の前半で描かれています。そして、すごい状況下(疑惑の中)でトーニャはリレハンメル五輪1994に出場するわけです。彼女の精神力の強さに驚かされます。また、あの靴ひもハプニングも描かれています。

 家庭環境が良いとは言えないような状況で、必死にフィギュアスケートを継続してきたトーニャ。面白い映画でした。後半から魅了されます。主人公のトーニャ目線で描かれている映画です。登場している役者たちの演技が上手です。もし、彼女が恵まれた環境で育ったならば、トップスケーターになっていなかったのでは?と思いました。あの環境だったからこそ、オリンピック代表になる力のある選手になれたのでは?とも思うのです。ボーイフレンドのジェフと友人のショーン(ボディーガード)との出会いがあり、彼らのトーニャへの愛する(応援する)思いが熱いゆえに、誤った方向へ進むことになります。あの人(選手)がいなければ、私が一番になれたのに、と人間であれば誰でも思うでしょう。トーニャにとってナンシーが目障り(邪魔)だったのでしょう。彼女が事件に関与しているようにも思えますが、どうなのでしょう。トーニャへ送られた脅迫状、その犯人が…。そして同じようにナンシーに脅迫状を送りつける心理作戦を実行することになるのですが、その企てをジェフが考え、ショーンが仲間たちに依頼するわけです。その仲間たちは、デリック・スミスとシェーン・スタントです。ケガはさせない心理戦のばずが、ナンシーは(ショーンの仲間の)シェーンにヒザを強打されます。

 現在、トーニャと母親は何年も音信不通だそうです。ジェフは姓を変更し、ナンシーという名の女性と再婚しました。現在の彼は、車の営業マンで3番目の妻と2人の子供がいます。トーニャとジェフは連絡をとっていないようです。現在のトーニャは結婚して一児(息子)の母になり、幸せに暮らしています。造園などの仕事やスケート教室の先生として働いています。

 

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