コイントス

フィギュアスケートの最新情報や基礎知識などをブログに載せています。スケート業界では知られているものの、はっきりとは語られていないことやフィギュアスケートをする上で大切なことを考えていきます。

バッジテストと区分(クラス)について

 フィギュアスケートには、バッジテストと呼ばれる資格があります。日本スケート連盟主催のテスト(試験)です。初級から8級まであります。公式試合(各ブロック大会、東日本・西日本選手権、全日本選手権)や全国区(全国中学、インターハイ、インカレ、国体など)に出場するには、この資格が必要です。

 バッジテストの開催頻度は地区によって異なりますが、2~3ヶ月に一度は行われているようです。失敗してしまっても、その場でやり直しをすることができます。もし、不合格になってしまっても、再受験ができます。初級~1級が約2週間、3級~5級が約3週間、6級~8級が約4週間、これらの期間を過ぎれば、再挑戦できます。6級以上は特別テストと言い、このテストは頻繁には行われていません。

4つの区分と所持級

 公式試合には、4つの区分があります。ノービスBノービスAジュニアシニア。シニアは、最も高い級であり、一番高いレベルです。

 国内の公式試合に出場するには、区分(クラス)毎に所持級が定められています。ノービスBは3級以上、ノービスAは4級以上、ジュニアは6級以上、シニアは7級以上の所持が必要となります。ジュニアの大会では、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)が必須となります。シニアの大会では、トリプルジャンプ(3回転ジャンプ)が必須となります。全日本選手権での好成績者は、推薦により1つ上の区分(クラス)の大会への参加が認められる場合があります。

国内の公式試合

 シニアの場合、国内の公式試合はブロック大会、東日本・西日本大会があります。ブロック大会は日本全国を6つに分けて行われます。東北・北海道(新潟も含む)、関東(東京以外、長野と山梨を含む)、東京、中部(新潟・長野・山梨を除く)、近畿、中部・四国・九州。各ブロック大会への出場は、7級を所持し、年齢が満たされている必要があります。各ブロック大会の上位者が東日本選手権と西日本選手権へと進みます。そして、両大会の成績によって、全日本選手権への出場選手が決まります。

※東日本選手権は、東北・北海道、関東、東京のブロックから。西日本選手権は、中部、近畿、中部・四国・九州のブロックから。

年度の始まり

 フィギュアスケートの年度の始まりは、7月1日とされています。6月30日生まれと7月1日生まれは、学校では学年は同じでも、区分(クラス)は異なります。学年で分けると、ノービスBは小学3・4年生、もしくは小学4・5年生。ノービスAは小学5・6年生、もしくは小学6年生・中学1年生。ジュニアは中学1年生~高校3年生、もしくは中学2年生~大学1年生。シニアは中学3年生から、もしくは高校1年生から。

スケート人口

 日本選手の活躍により、フィギュアスケート人口は増えています。各地のスケート場では、一般客やスケート教室の生徒が増えていると聞きます。選手たちの華やかな演技に感銘を受け、憧れてスケートを始める子供たちも増えています。健康のためにスケートを始める大人の方もいます。

 

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