コイントス

フィギュアスケートの最新情報や基礎知識などをブログに載せています。スケート業界では知られているものの、はっきりとは語られていないことやフィギュアスケートをする上で大切なことを考えていきます。

ティーンエイジャーたちの2020年ユースオリンピック(冬季)

 今年2020年ユースオリンピックが開催されます。2020年は東京オリンピックでしょう?と思いますよね。その東京オリンピック前にユースオリンピック(冬季)があります。ユースオリンピック国際オリンピック委員会IOC)が主催する20才未満のアスリートを対象とした国際総合競技大会です。オリンピックと同じように夏季大会と冬季大会があります。それぞれ4年ごとに開催されます。その点はオリンピックと変わりありません。オリンピックと比べると歴史が浅く、2010年にシンガポールで第1回ユースオリンピック競技大会(夏季)が開催されました。その後、2012年にインスブルックオーストリア)で第1回ユースオリンピック競技大会(冬季)が開催されました。その後、4年に1度の開催があり、今年2020年にローザンヌ(スイス)第3回ユースオリンピック競技大会(冬季)が1/9~22の14日間にて、8競技81種目(約200人)のアスリートたちが参加します。

年齢制限

 ユースオリンピックには年齢制限があり、フィギュアスケートの男女シングルは2003年1/1~2005年12/31生まれ(14才から17才まで)の選手が対象です。この3年間に誕生日がある選手しか出場できません。日本からは、男子は鍵山優真選手、女子は河辺愛菜選手が出場する予定です。彼らは全日本ジュニア選手権で優勝しています。また紀平梨花選手は17才ですが、2002年生まれなので、出場資格がありません。この年齢に該当する選手たちはラッキーでしょう。

若手のホープ

 鍵山選手は今季の全日本選手権(シニア)で3位になりました。試合ではジャンプの放物線が綺麗に描けていました。離氷前から着氷後までの流れがスムーズで美しさがあり、印象に残るスケーターです。伸びるスケーティングやジャンプの美しさは、光るものがあります。

 過去に男子シングルで、2012年インスブルック(第1回)で宇野昌磨選手が準優勝しました。2016年リレハンメル(第2回)で本草選手が優勝しています。このユースオリンピックを通して、スポーツ界の未来のスターが誕生しています。ユース五輪に出場する選手たちは、将来オリンピックの金メダリストを夢見ていることでしょう。若い時ほど才能が伸び、そのスピードも速いものです。今季の韓国選手権で優勝したユ・ヨン選手がユース五輪に出場する予定です。

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