コイントス

フィギュアスケートの最新情報や基礎知識などをブログに載せています。スケート業界では知られているものの、はっきりとは語られていないことやフィギュアスケートをする上で大切なことを考えていきます。

バテない体づくりに必要なもの

 氷上で華麗に舞うスポーツ、それはフィギュアスケート。その見た目から爽やかで優雅なイメージがあると思います。クルクルと簡単に回っているように見えますが、体力の消耗が激しいスポーツです。フィギュアスケート1曲分の体の負荷は、長距離走を全力ダッシュするほど体力をつかいます。一つのプログラムを最後まで滑りきるには持久力が必要です。スケーターは氷上での長距離ランナーでしょう。

落雁に含まれる糖質パワー

 マラソンランナーのように周期的な栄養補給が必要となります。選手によっては、栄養補助飲料や栄養補助食品などを摂取してコンディションを整えています。浅田真央選手は大会での練習の合間に落雁(らくがん)をかじっていました。落雁とは砂糖菓子(干菓子)であり、かなりの量を口に運んでいました。

スケート選手の好物とは

 宇野昌磨選手は、あまり食に興味がないようです。数年前に野菜嫌いを公言していましたが今はどうなのでしょうね。普段は肉食だそうで牛肉が好きだと話していました。アメリカ人のネイサン・チェン選手は、お母さんが作った餃子が好物だそうで、日本のカレーやラーメン、たこ焼きも好きだと話していました。ミシュランガイドに載っている京都にあるラーメン屋を訪れたとか。アメリカ人らしくブラウニー(濃厚なチョコレートケーキ)に目がないそうです。

ネイサン・チェン選手の食事内容

 スムージーブリトー(小麦粉で作られたトルティーヤに具材を乗せて巻いたメキシコ料理)などの朝食からチェン選手の朝は始まります。十分なタンパク質と炭水化物を一日の始まりに摂ります。一日を通して多くのスナックを摂るようです、ケロッグのシリアルや簡単に片手で食べられる炭水化物を。練習の合間にはパワーエイドコカ・コーラ社が販売しているスポーツドリンク)で水分を補給します。このスポーツドリンクは液体の中に運動するために必要なナトリウムやカリウムが含まれています。そして一日の終わりにコアパワー(プロテインドリンク)を飲んでいます。

負けない体づくり

 年齢を重ねるにつれて体力の回復が遅くなります。どんどん疲労が蓄積されるようになります。10代の頃は多少無理をしても問題なく過ごせるでしょう。しかし、20代になると翌日にまで疲れが残ることがあります。年齢と共に疲労と回復具合を調整していかなければなりません。ベストコンディションで試合に臨むためには自分の体の状態を把握し、食事内容、練習量や練習メニューなどを考える必要があります。

 人間の身体をつくっているものは日々の食事です。トレーニングでの体づくりも大切ですが、飲食物でできる身体づくりもあります。成長期こそ十分な栄養が必要です。食生活を整えることは勝つための身体づくりにつながります。

 

 

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