コイントス

フィギュアスケートの最新情報や基礎知識などをブログに載せています。スケート業界では知られているものの、はっきりとは語られていないことやフィギュアスケートをする上で大切なことを考えていきます。

本田真凜選手のジュニア時代と現在

 本田真凜選手が今季も全日本選手権2022に出場します。ジュニア時代と比べると、なかなかシニアでは目立つような活躍ができていません。グランプリシリーズでは表彰台に届かず、ファイナルには一度も出場できていません。まして世界選手権に出場した過去はありません。彼女のジュニア時代は、出場した全ての国際大会でメダルを獲得するような勢いだったわけですが、いったいどうして?と思うのは私だけでしょうか。光るものがあり、世界ジュニア選手権を制した実力があります。あんまり点数が伸びないのか、回転不足の判定になり、加点が得られないことも多かったように思います。残念ですね。スケーティングが美しいので、もしかすると機械判定では人間よりも高評価を得られたかもしれませんね。本田選手は華と魅力があるスケーターなので、頑張ってほしいなと思いますが、今季はグランプリシリーズへの出場資格すら無く、日本スケート連盟の強化選手から外れました。なかなか厳しいですね。とあるニュースで現役選手の期間は学生時代まで、と答えていました。そうなると、本田選手を試合で見ることができる機会は限られますね。いつまでも滑る姿を見ていたくなるような選手であり、能力を持て余しているようにすら感じます。

 本田真凜選手には妹が2人おり、5人兄弟です。その妹2人もフィギュアスケーターです。3人とも顔がかわいいですが、私は望結ちゃんの顔が好きかな。望結ちゃんの子役時代の顔が超絶かわいいため、成長してもかわいさは残り、ただ子役時代と比べると可愛さは薄まりますが、それでも一般人の高校生と比べると顔の綺麗さは圧倒的ですね。スケートの面では、女優とスケートの二足の草鞋ゆえか、姉の真凜に比べると、なかなか難しいのでしょう。それでもプリンスホテル所属ですから、望結ちゃんの成績で所属スポンサーがあるとは、スケート以外の力が働いている可能性があるのかな。望結ちゃんと紗来ちゃんは芸能事務所オスカー所属ですからね。真凜ちゃんも元オスカー所属です。真凜ちゃんの成績不振により、紗来ちゃんに一時期は注目が集まりましたが、現在はなかなか思うような結果が得られませんね。ノービス時代はメダルを獲っていましたが、成長するにつれてジャンプに乱れが生じました。徐々に3回転ジャンプが跳べなくなってしまいました。ノービス時代にあんなに軽々と跳んでいたのに、いったいどうして?と思うのは私だけでしょうか。紗来ちゃんは真凜ちゃんとはまた少しタイプが異なるので、なんだかんだいっても真凜ちゃんが兄弟の中で一番スケートの才能に長けているように思います。彼女らの兄である本田太一は元フィギュアスケーターです。現在、彼は一般企業に勤めているようです。

 

 この記事を作成中に約3年前に作成していた記事を発見しましたので、載せます。以下より

----------+----------+----------+

 本田真凜といえば、世界ジュニア選手権2016年)の優勝者であり、女優の本田望結のお姉さんです。その優勝時、彼女は当時中学2年生でした。現在は19才です。現在は21才。翌年の世界ジュニア選手権2017は、SP、FSともにパーフェクトに近い演技で銀メダルを手にしました。この大会の優勝者は、アリーナ・ザギトワ選手(平昌五輪2018金メダリスト)です。真凜ちゃんは浅田真央二世とも言われ、大きな期待を寄せられる存在でした。しかし、シニア参戦後は挫折がありました。シニア参戦した年(2017-2018年)は、オリンピックイヤーでした。思うような演技が出来ず、グランプリシリーズでは表彰台に立つことはありませんでした。そして、全日本選手権2017では、7位に沈みました。オリンピック出場には至りませんでした。その後、確か2018年3月頃だったと思いますが、浅田真央選手の元コーチでもあるラファエル・アルトゥニアンコーチに師事することを決断します。その前は、濱田美栄コーチの元で(関大リンクをホームリンクとして)練習していました。練習拠点は変わり、アメリカ(カリフォルニア州)へ。だが、すぐには成績に結びつきませんでした。シニア2年目も3年目もグランプリシリーズで表彰台に立つことはありませんでした。今季の全日本選手権2019でも8位とメダルには届きませんでした。

 かつての本田選手は、練習よりも試合を楽しみにしている印象でした。しかし、シニアデビュー後は試合では自信をもって演技することができず、緊張するようになった、とインタビューで答えていました。「ジュニアの頃のように輝きたい、多くの試合に出場したい。」と彼女は言います。昨シーズンより今シーズンは少しずつではありますが成績が向上しています。精神面での脆さを克服しつつあると感じています。ファンには彼女がスケートを好きな気持ちは伝わっていると思います。ジュニアの世界選手権で優勝して有名になったことや周囲からのプレッシャー、メディアの影響などがあるのでしょうか。昨季から引き続く今季の2019-20年シーズンのFS(フリープログラム)は、彼女の天性の魅力が詰まったプログラムだと思います。本田選手はスケートの才能があり華もあり、観客を彼女の演技に引き込む力があります。

----------+----------+----------+

と、当時も本田選手の不調に対して疑問に思っていました。

 新型コロナウイルスの影響により、練習拠点を日本に戻し、本田武史コーチや佐藤信夫先生・久美子先生に指導してもらっているようです。日本航空JAL)が所属スポンサーであり、彼女の周りの環境は何不自由なく見えますが、やる気や気持ちの問題なのかな。彼女を応援している人はたくさんいるのだから頑張ってほしいな、と見ている側は思ってしまいますが、たぶん本人は、もう試合結果にはこだわっていないのかもしれません。頑張っても良い結果が出なければ、落ち込みますし、やる気も喪失するでしょう。難度の高い構成でジャンプを着氷しても、本田選手の場合は、回転不足やら減点やらで、そんなに加点も付かず、点数も伸びず、その結果、3回転3回転のコンビネーションジャンプを跳ぶことはなくなりましたね。本田選手であれば、現在でも3回転3回転のコンビネーションジャンプを着氷できるでしょう。しかし、減点されるくらいであれば難度を下げて3回転2回転のコンビネーションジャンプで加点を得る戦法なのかなと。あの頃のジュニア時代の本田選手のように、試合に全力で挑み、持っている全ての力を出して演技する姿をもう一度見たいですね。

TOPに戻る