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フィギュアスケートの最新情報や基礎知識などをブログに載せています。スケート業界では知られているものの、はっきりとは語られていないことやフィギュアスケートをする上で大切なことを考えていきます。

日本勢、冬季大会で過去最多メダル数を更新!:北京五輪2020

 スピードスケート女子1000mで高木美帆が金メダルを獲得しましたね。あのコーナーラインぎりぎりをせめていました。凄かった、3000mこそメダルを逃したものの、5種目に出場し、その内4種目でメダルを獲りました。500m、1000m、1500m、3000m、そして団体パシュート。彼女は短距離も長距離も、まさにオールラウンダーですね。北京五輪2022で金一つに銀3つ、本当に素晴らしい。

 女子団体パシュートは、高木菜那(姉)がゴール100m手前で転倒し、銀メダルに。あの転倒がなければ金メダルだったでしょう。平昌五輪2018で金メダルでしたから二連覇を期待していましたが、残念でしたね。不運にも氷の溝にスケート靴の刃がはまり、終盤で疲労もあり、足がもたつき、転倒してしまいました。そして、涙の銀メダルに。足並みも腕振りも、以心伝心かのごとく、3選手の動きがピタリとそろっていました。相当、練習したのでしょう。

 ノルディック複合・団体ラージヒルでの銅メダル、2位、3位、4位が僅差でしたね。モニターを観ていましたが、ラージヒル後、クロスカントリーは滑走順4番からスタートし、1位~4位まで僅差でしたが、途中、ノルウェーが独走しトップに、2位~4位がメダルをかけて競うかたちとなりました。山本がアンカーの走順も勝利につながりました。

 渡部暁斗ノルディック複合・個人ラージヒルでも銅メダルを獲得しました。モニター越しに応援していました。渡部がトップで走行していたのですが、ラストスパートをかけるかのように、もの凄い勢いで追い越され、僅差の銅メダルに。最後の最後に追い越されてしまいました。金メダルまで、あとほんの少しでした。

 そして、そして、フィギュアスケート女子シングル、日本のエースである坂本花織の銅メダル!彼女(本人)は、まさかメダルを獲れるとは思っていなかったようでしたが、五輪で日本人4人目のメダル獲得です。伊藤みどり(銀)に始まり、荒川静香(金)、浅田真央(銀)、そして、坂本花織(銅)。日本女子は真央ちゃん以来12年ぶりの表彰台であり、坂本は歴史に名を刻みました。SPもFSも彼女にとって最高の演技でした。おめでとうございます!

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