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フィギュアスケートの最新情報や基礎知識などをブログに載せています。スケート業界では知られているものの、はっきりとは語られていないことやフィギュアスケートをする上で大切なことを考えていきます。

卓球混合ダブルスで優勝した水谷隼選手と伊藤美誠選手!東京オリンピック2020

 先日の新聞の一文に、東京都内で新型コロナウイルスの感染拡大スピードが止まらない、と。東京オリンピック開催に伴い、海外からスポーツ選手や関係者、その他にも、日本に入国する人が増えるので、感染拡大することは、ある程度は予想できたことでしょう。

 

 この新型コロナウイルスは、最強ウイルスなのでは?と思うのです。ウイルスの特性として、時間と共に徐々に弱くなっていく、通常であれば、弱毒化します。しかし、この新型コロナは、新たに変異体が出現し、かたちを変えては、感染力を高め、強くなっています。その変異したウイルスに感染した場合は、重症化や死亡するリスクが高くなりますし、今後も突然変異を繰り返しながら、新型コロナウイルスは生存してくことでしょう。

 

 例えば、インフルエンザなどのウイルスは、高温で高湿度な夏は、感染が抑えられ、ウイルスの活性化も低下します。しかし、この新型コロナは、低温や高温に関わらず、湿度があろうがなかろうが、活性を帯びているので、無敵ウイルスなのでは?と思うのです。

 

 残念ながら、東京オリンピックでの競技前に新型コロナ陽性になり、出場を断念せざるを得なくなってしまった選手もいましたね。スポーツ選手のような普段から体を鍛えている選手であっても、新型コロナウイルスに感染してしまうのです。

 

 一昨日、柔道で阿部兄弟が金メダルを獲りましたね。アベック優勝、兄弟で金メダルは日本で初めてなのでは?私はリアルタイムでその試合を見ていました。

 柔道男子66キロ級の日本代表決定戦で、丸山城志郎は阿部一二三に敗れました。その丸山と阿部の闘いが日本柔道の歴史に残るようなものでした。力の差は僅差で、判定の結果、阿部選手が代表になりましたが、丸山選手が代表になっても、どちらが代表になってもおかしくないくらい、どちらも強いのです。阿部選手は、丸山選手になかなか勝つことができず、丸山選手が66キロ級のトップにいました。2人の対戦成績は丸山の方が勝っています。仮に丸山が代表に選ばれたとしても、オリンピックで優勝できたのでは(?)と思うくらい、どちらも強いのです。そのような丸山に勝つことができる阿部ですから、オリンピックで優勝できるだろうと思っていました。

 一方、阿部の妹、阿部詩は、日本では敵なしです。過去に初めて海外選手に敗れて涙を流していました。確か、その時に敗れた相手がフランス選手のアマンディーヌ・ブシャールです。そう、東京オリンピック勝戦の相手ですよ。阿部詩が過去に国際大会で敗れた唯一の海外選手、それがブシャールでした。

 

 昨日は、大野将平が柔道男子73キロ級で優勝しました。大野はやっぱり強いですね。リオデジャネイロOP(2016年)でも優勝しましたから、2大会連続で金メダルです。リオでは、ほとんど一本勝ちという驚異的な強さでした。大野は国内外に敵なしです。彼の決勝戦を見ましたが、力の差は歴然でした。大野は指導が2つになってしまい、相手選手が逃げ腰で、たぶんそれも相手の作戦のうちなのでしょうね。見ていてドキドキしました。

 

 そして、卓球混合ダブルスで優勝した水谷隼選手と伊藤美誠選手!混合ダブルスがあることを知らなかったのですが、新しく加わったのでしょうか?決勝戦、すごかったですね。私は、テレビにかじりつき、応援していました。懸命に日本を応援していましたが、まさかあの卓球王国の中国に勝てるとは!もうね、ハイレベル過ぎて、ラリーが速いし、なんといっても、あのボールの回転力!日本がボールに回転をかけて、中国もそのボールに回転をかけるから、あの小さなボールがぐにゃぐにゃに変形して、もの凄いかたちと回転がかかって、どこに曲がるか分からない。もうね、見ている側は、ボールが消えたように見えることもありました。技術力は、日本も負けていませんでした。最初は中国に押されていましたが、途中から追い上げて、最後は作戦と精神力で中国に勝ったといったところでしょうか。回転、回転、回転、回転というように常にボールがもの凄いかたちになっていました。卓球打法の一つであるチキータ。それを伊藤が上手に操っていました。ボールに回転がかかりすぎて、どちらがどのような回転をかけて、ボールがどうなっているのか、ボールの行方が速すぎて、素人には理解に苦しみますが、試合中の解説者の説明がすごく良かったと思いました。状況説明に加えて、卓球専門家の見解ですね。男性アナウンサーと解説者が実況中継していましたが、あの男性解説者は一体どなただったのでしょう?

 

 優勝するまでに彼らにドラマがあり、それらも含めて感動しました。母国開催のオリンピックで歴史に名を刻むことができた阿部兄弟。オリンピック二連覇した大野選手。卓球混合ダブルスで優勝した水谷・伊藤ペア!スポーツにはドラマがあります。日本選手の優勝は、私たち日本人に元気や勇気、そして感動を与えてくれました。

 

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